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芸能ニュース [【兒玉遥インタビュー】HKT48卒業後2本目の舞台『改竄・熱海殺人事件』に出演「これを乗り切ったら無敵なんじゃないかと思えるくらい」]

兒玉遥

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HKT48の元メンバーで、現在は女優として活動する兒玉遥さん。昨年9月に上演された『私に会いに来て』に続き、3月12日から上演される舞台『改竄・熱海殺人事件』に出演する。1973年に発表された、つかこうへい氏の代表作『熱海殺人事件』。数あるバージョンの中でも異端といわれるのが“モンテカルロ・イリュージョン”。兒玉さんは今回その“モンテカルロ・イリュージョン”版で婦人警官・水野朋子を演じる。今回、稽古開始直前、台本の読み込みに取り組んでいた段階でインタビューに答えてくれた。



−−今回台本を読んだ印象はいかがですか?



「セリフの量が驚くほど多くて! 前作『私に会いに来て』の役もセリフが多かったんですけど、それよりもはるかに多いセリフ量だし、キャスト一人一人に高い熱量が求められる作品なので、プレッシャーを感じます」



−−台本を覚えるのは得意なほう?



「記憶力には自信があるんですけど、長いセリフを発声していくのにまだ自信がないです。滑舌も心配。本番までにしっかりトレーニングしていきたいです」



−−演じる水野朋子はどんなキャラクターですか?



「気性が荒い、というか激しいです。テンションの高低差がすごく激しい! すごくシリアスな部分もあれば、部長と茶番劇みたいな面白いことをやったり、はっちゃける部分もある。一つの役柄でたくさんの面を持っている女の子です。演じがいがあるなと思います」



−−面白い部分とシリアスな部分のメリハリが大事になってきそうですね。今回同じく『熱海殺人事件』のバージョン違いの“ザ・ロンゲストスプリング”も上演され、こちらでは水野朋子を馬場ふみかさん演じます。馬場さんが演じる “水野朋子”も気になる?



「自分のイメージした水野朋子を信じて自信をもって演じたいです」



−−舞台は昨年に引き続いての出演なりましたが、兒玉さんが感じる、舞台ならではの楽しさって?



「自分がセリフを喋ったときに、お客さんの視線を独占できるというのが嬉しいです。アイドルだったときはみんなで一緒に歌うことが多く、お客さんは自分の推しメンだけを見ている場合が多いから。そして舞台で自分の見せ場で、自分が思っているように演じられたときはすごく気持ちがいいなと感じました」



−−アイドルグループの熱心なファンの人って、推しメンだけを見ているケースが多いんですね?



「そうですね。多いと思いますよ」



−−逆に自分がステージから、特にこのお客さんからよく観られてるなというのはわかるもの?



「わかります、わかります」



−−では、この人ずっと私のほうばかり見てたのに、最近は別の人のほうも見てるな、とか?



「それもわかりますよ!」



−−ファンの人は気をつけないと(笑)。



「ちゃんとバレてますから(笑)」



−−前回の舞台をふまえて、今回特に頑張りたいと思う点は?



「エネルギーをもっと出していきたいと思います。前回でお芝居とはこういうものだということを知れて、自分なりには100%出せたと思っていたんですけど、あとから振り返ってみると、『もっとできたな』とか『あそこはああすればよかった』という反省点がたくさん出てきたので、今回はお芝居の面でさらにパワーアップした自分をみんなに観てもらえるように頑張りたいです」



−−舞台を経験すると、観劇するときも見方が変わったり?



「はい。特に今回の舞台はお芝居のエネルギー量がすごいので、熱量の高いお芝居を観劇したら、観ていて心が動きます。そういうものを私からも感じてもらえるようにがんばりたいと思います!」



−−今回の作品はすごい熱量で?



「はい。これを乗り切ったら無敵なんじゃないかなと思えるくらいです。やりきりたいと思います」



−−今回の役柄は実年齢よりちょっと上くらいかな?



「はい。アイドルの頃は、年齢を18歳くらいの設定にして活動していたのが、女優に挑戦したことによって、自分より高い年齢でいることがすごく楽しいなと思います。自分の年齢がどんどん上がっていくのに若い子に合わせるのが結構キツイというか難しい部分があるじゃないですか。でも上に持っていくのは、自分のこれからのことだから、勉強になるというか、将来のためになるということで、また違った面白さがあるなと思いました。こんな女性になれたらステキだなと思う気持ちで」



−−今回の共演者は初めての人ばかり?



「はい。みなさん初めてです。人数も少なくて、ほぼ4人でずっとしゃべっていて。作品自体は2時間くらいあるから、どれだけお客さんの集中力を私たちの芝居で最後まで維持してもらえるかなというのが課題だと思います」



−−初共演の人でもわりと早く打ち解けられるほう?



「それが私、すごく人見知りするんですよ。それを克服したいと思っていて、今年は今までの自分を変えたいと思っています。特に今回は人数が少ないので、ちゃんとコミュニケーションをとれていないと、お客さんからもそれがわかってしまうので、稽古中にみんなとたくさんコミュニケーションをとりたいなと思います」



−−そういえば前回のインタビューでも「人見知りを克服したい」という話を聞いた気がします。アイドル時代には握手会で多数の初対面のお客さんと接する機会があったのに、それとはまた別の話?



「それは違います。ファンの方とのコミュニケーションは、毎週の握手会でトレーニングされたので。千本ノックみたいな感じで(笑)。そのコミュニケーションはうまくできるようになりましたが、あの10秒間でしゃべるのと、日常のお仕事で関係を作っていくことは全然違います」



−−前作の舞台でも初共演の人が多かった?



「はい。前作でも初共演の方ばかりで、最初は緊張しましたが、大人の方ばかりで気遣ってくださったから、ありがたかったです」



−−前回は大人数でしたが、今回はほぼ4人ということで……。



「だからできるだけ早く信頼関係を作らないと。そこは大事だなと思います」



−−舞台ならではの準備として体力作りなどは? そういえば兒玉さんはプロレスもやってましたから、そっちは大丈夫かも(笑)。



「やってましたね(笑)。今回も腹筋とかしっかりしないと、12公演もたないなと。身体作りもしっかりしなければと思います」



−−今後は女優活動一本で?



「そうです!」



−−歌の活動やバラエティに出たりなどもなく……。



「お芝居以外は一切やらないと決めているわけではないんですけど、まずはベースの女優業がしっかりできていないと、ほかのことをやっても中途半端になってしまうから、まずお芝居で経験を積んで実力をつけていきたいなと思います」



−−そもそも兒玉さんの気持ちがお芝居に向いてきたのは?



「もともと何かを演じるのはずっと前から大好きでした。何かしらの形でステージや人前に立って披露する、人の心を動かしたり、楽しんでいただくということがすごく好きで、やりがいを感じていました。最初アイドルからデビューしたので、歌って踊ることでそれを実感できていましたが、アイドル活動中に何度かお芝居をやらせていただいて、そのときにすごく楽しく感じて! でもアイドル時代には、お芝居に本格的に挑戦していくという決断まではいけなかったんですけど、グループからの卒業をきっかけに、これからのことを考えていたときに、やっぱりお芝居を通して、観ている人に感動してもらったり、心を動かしてもらうことをやってみたいという思いが強まってきました」



−−30歳近くになってもアイドルを続けている人もいますし、ずっとアイドルとしての兒玉遥を見たいというファンもいたと思います。



「自分の中で、このままずっとアイドルをできるのかなというもやもやした思いもあって、その気持ちのままだとファンの人にも申し訳ないと思っていました。今女優の仕事に挑戦できてすごく楽しくて、健康状態もすごくいいので、決断は間違ってなかったかなと思います」



−−アイドルを卒業してからの人生のほうがずっと長いわけですからね。



「今現役でアイドル活動している子たちも、きっとたくさん考えて悩んで、もがきながら活動していると思うから……」



−−ここで兒玉さんがいい仕事をして、元アイドルというより女優として認識されるような存在になれば、特にHKT48の後輩にとっては心の支えになるのでしょうね。



「そうですね。そのためにも頑張りたいです!」



−−ところでSNSなどを見てると、兒玉さんの場合、今でもHKT48時代のメンバーのことをよく語ったり、メンバーとも交流している印象があります。



「してます! 今のほうがフランクに話せるかもしれない。近くにいるより、離れてから気づくことも多く、今だから話せることもあって。この前(田島)芽瑠ちゃんと会ったんですけど、やっぱり当時の話をしているとすごく楽しかったんです。当時は現実に直面している問題だからあえて話すことはなかったけど、今のほうがメンバーとの距離が近いかもしれないです」



−−同じ現役メンバー同士だと、仲は良くても、どこか探り合い的な部分もあるのかも。



「離れたほうが物事を俯瞰で見れる感じがすごくいいなと思います。みんな頑張っているのを見て私も頑張らなければという気持ちになります。その関係性はこれからもずっと続いていったらいいなと思います」



−−HKT48を卒業して、今は東京で生活しているの?



「最近は舞台の稽古に備えてずっと東京に来ていますが、地元で生活している期間もあります」



−−そういえばHKT48在籍時から、月のうち半分くらいは東京に出てきて活動していると話してくれてましたね。



「でもあの頃はずっとお仕事で来ていたので、街をブラブラ歩いたり自由に遊べる時間が少なくて、ここで生活しているという感じではなかったので、そこは全然違いますね」



−−今はその頃できなかったような、買い物をしたり?



「そうですね。でもまだ東京には慣れないです(笑)



−−最後に改めて舞台へ向けての意気込みを。



「私にとっては2020年の幕開けになる舞台。女優として一皮むけた兒玉遥を見せたいなと思います。ぜひ観に来てください!」





兒玉遥(こだま・はるか)

1996年9月19日生まれ、福岡県出身。2011年、HKT48 1期メンバーとしてデビュー。以降センターポジションを務めるなど中心メンバーとして活躍。2019年にグループから卒業し、本格的に女優活動を開始。舞台『私に会いに来て』に出演した。



舞台『改竄・熱海殺人事件』“モンテカルロ・イリュージョン”は3月12日(木)〜30日(月)東京・紀伊國屋ホール、4月11日(土)、12日(日)福岡・イムズホールで上演。



内容、キャスト、チケットの購入方法などの詳細は公式サイトにて

https://www.atami2020.jp/




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